ブルース・リー スピリッツ作戦で最終週を迎えるVRおじさん

パッとしないドラマだな~と思いながらダラダラと観ていたら、どんどん沼っていった不思議なドラマ。とうとう来週最終週を迎えます。

直樹はどうしても穂波と飛鳥を仲直りさせたくて、飛鳥の息子・葵と一緒に作戦を考えます。なぜかその作戦の名前がブルースリー・スピリッツ作戦。どうして、ブルースリー・スピリッツ?ブルースリーってどんな人なのかをおさらいしてみましょう、という気持ちで深堀しています。

ブルース・リース ピリッツ作戦ではなく、葵が考えた親子の仲直り作戦

命の期限が近づいてきている芦原穂波(坂東彌十郎)。遠藤直樹(野間口徹)は、なんとか穂波と穂波の娘・飛鳥(田中麗奈)を仲直りさせたいと思っている。

飛鳥の一人息子・葵(柊木陽太)と直樹はすっかり仲良しになり、仲直り作戦を練る。

いつのまにか直樹と葵が仲良くなっているのがとても微笑ましいです。人づきあいが全く苦手だった直樹が、VRでホナミに恋をしたことで、どんどん人との関りが増えています。

今週の放送では、穂波宅での葵の誕生日パーティで、葵が仮病を使って母親を呼び寄せて仲直りさせる計画でした。しかし、母・飛鳥は逆に怒ってしまい計画は丸つぶれ。

この作戦に飛鳥の部下・耕助(前原滉)も参加しています。

みんな、親子の仲直りを願っているんですね。直樹のアパートが作戦会議の場所になっています。今まで人が訪ねてきたことがなかった直樹の部屋は一挙に楽しく、笑いに満ちた場所になっていきます。

飛鳥に厳しく食事の管理をされていた葵は、直樹の家にあったカップラーメンを爆食いしてます。(笑)ダメ、ダメと制限すると食べたくなるものです。

ブルース・リー スピリッツ作戦のブルースリーってどんな人?

ブルースリー、大体の人は知ってますよね、ずいぶん前に亡くなったのに、人々の心に生き続けるアクションスターの代名詞。

ブルースリーとは伝説の香港映画界の大スター、世界的大スターですね。代表作は「燃えよドラゴン」。独特の「怪鳥音(かいちょうおん)」と呼ばれるブルースリーの有名な叫び声「アチョー」は、誰でも聞いたことのある言葉です。

ブルースリーの存在があったからこそ、ジャッキーチェンというカンフー映画の大スターが現れたと言っても過言ではないです。

32歳で非業の死を迎え、その死に関してはいろんな説がありますが「脳浮腫」というのが公式な死因と言われています。

当時の映画界に香港アクションを広め、衝撃的な印象を与えて後世にも多大な影響を与えたブルースリー。本人を知らない世代からもいまだに多くのファンが存在し、憧れのアクションスターにランクインしている不滅のスターです。

ワシントン大学の哲学科に通っていたこともあり、知性あふれるブルースリーは多くの名言を残しています。

人は、自分が考えた通りの人間になっていく。As you think, so shall you become.

考えているばかりでは、決して成し遂げることはできない。If you spend too much time thinking about a thing, you’ll never get it done.

本物の生き方とは、人のために生きることである。Real living is living for others.

目標は必ずしも達成されるためにあるのではない。目指すべき何かを与えてくれることも多い。A goal is not always meant to be reached, it often serves simply as something to aim at.

わたしは一万種の蹴りを一度だけ練習した男は怖くないが、一つの蹴りを一万回練習した男は恐ろしい。I fear not the man who has practiced 10,000 kicks once, but I fear the man who has practiced one kick 10,000 times.

失敗は、それを認める勇気さえあれば、いつでも許されるものだ。Mistakes are always forgivable, if one has the courage to admit them.

ブルースリーの名言集より

まだまだたくさんの名言がありますが、上記はドラマで紹介された名言集の一部です。他にもたくさんあるので、興味がある方は是非調べてみてください。

くじけそうになった時励まされる言葉や、背中を押してくれるようなポジティブになれる言葉が多いです。

ブルース・リー作戦のヒントをくれたコンビニ定員は青木柚

直樹はコンビニ定員の荒井(青木柚)から、ブルースリー作戦のアイデアをもらう。

いつも直樹が買い物をするコンビニ。荒木は自分は考えてばかりの事が多くて、なかなか行動を起こせなかったが、誰かにブルース・リーの言葉を教えてもらってから、「アチョー」って感じで行動できるようになった、と言ってます。

直樹は荒木の言葉から、ブルース・リーの名言を調べて葵に伝えて『仲直り』させるための行動にでようと決心する。

ところで、コンビニ店員の荒木を演じている青木柚ってどんな俳優なのでしょうか?

青木 柚(あおき ゆず)、神奈川県出身の23歳。劇団ひまわりに所属していた頃子役としてデビューしています。現在はユマニテ(芸能プロダクション)に所属。

テレビドラマ、映画、CM、舞台、アニメ声優、ミュージックビデオ出演、凄い数の作品に出演しています。興味のあるかたはwikiで見てください。

仮面ライダーなどにも出演していて、この年齢でとてつもない数のお仕事をこなしている方のようです。

「VRおじさんの初恋」ではコンビニ定員役であまりセリフも多くなく、出演カットも多くないのですが、セリフ回しがとても上手で演技が自然なんです。これから要チェックの俳優さんです。

ブルース・リー スピリッツ作戦の内容は?

ブルース・リー作戦っていったい何なのでしょうか?とにかく前向きにってことはわかりましたが。

直樹が飛鳥の部下・耕助に、作戦の内容を告げます。飛鳥にVRの世界へ入ってもらう、です。

ブルース・リー、スピリッツ作戦=『VRで仲直りしよう』作戦

飛鳥はIT系の会社を経営しているが、VRを毛嫌いしているらしい。そんな人にどうやってVRの世界に入ってもらうのでしょうか。まずあのゴーグルをつけないといけないですよね。具合悪くなりそう…

直樹は、穂波と飛鳥を絶対に仲直りさせないと意気込んでいます。

会社では冴えない、仕事もあまり出来るタイプではないのですが、このプロジェクトだけは大成功させないといけないですよね。

まとめ

なんだか、どんどん沼っていった『VRおじさんの初恋』。とうとう最終週を迎えます。おじさんがおじさんに恋して、どんなドラマなのかな(苦笑)って思っていたら、VRの世界で知り合ったホナミを通して、人付き合いが上手じゃなかった直樹がどんどん実社会でも成長していくドラマなんですね。

生きづらさを感じながら、VRの世界だけが生きがいだった直樹。

ひとりぼっちで命の期限を迎えようとしている穂波。

二人の出会いは意味があり、そして別れがどうなるのでしょうか。なんだか涙腺崩壊の予感。

見逃せない最終週ですね。

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