燕が加速して一挙再放送!稲垣吾郎出演ドラマ

桐野夏生さん原作「燕は戻ってこない」NHKドラマ化で石橋静河さん主演で放送中です。衝撃の内容で反響が広まっています。

そもそも桐野夏生さんはファンの多い作家さんです。それがドラマ化されたということで好評だったのでしょうね。キャストの稲垣吾郎さんのことも書いていますので、是非ご覧になってください。

燕が加速して一挙再放送!いつ放送?何話まで?

1話~3話が一挙に放送されます。NHK総合。

5月19日日曜 午前0:40~2:55 (土曜の深夜です、お間違え無く!)

深夜放送なので、予約録画をお勧めします。

第1話…貧困生活を送る派遣社員の主人公リキ(石橋静河)が職場の同僚テル(伊藤万理華)に誘われて、エッグドナー(卵子提供)の生殖医療エージェントへ登録するかを悩む。リキは思い切ってエージェントを訪問するとサロゲートマザー(代理母)の話を持ち掛けられる。

第2話…リキの北海道時代の暗い過去の回顧と、親しかった叔母(富田靖子)の助言、嫌な隣人からの脱出をかけ、サロゲートマザーを受けることを決断。元バレエダンサー・草桶基(稲垣吾郎)と妻・悠子(内田有紀)がクライアントになる。

第3話…リキと草桶夫婦が対面し、正式にサロゲートマザー(代理母)を契約することになる。リキは複雑な心境のまま、妊娠・出産することに気持ちが晴れない。同僚のハルに進められ、男性マッサージと会うことに。

貧困から脱したい気持ちはあるものの、まだ、男性から大切に扱われたことのないリキは、機械のように妊娠・出産することに本心は納得していない。揺れるリキの気持ちはどう変わっていくのでしょうか。

稲垣吾郎が元バレエダンサー草桶基役で出演

代理母のクライアントになる草桶夫婦の夫・基役で稲垣吾郎さんが出演。

元バレエダンサーで、母親・千味子(黒木瞳)も日本人初の英国バレエダンサーになったことがあり亡き父親も同じくバレエダンサー。クラシックバレエダンサーのサラブレットとして名声を受けてきた。

稲垣吾郎さん、本当に元バレエダンサーみたいな風貌です。石橋静河さんが「土スタ」で言ってましたが、稲垣さんの脚がまっすぐで本当にバレエ向き、だとか。

石橋静河さんはバレエ経験者で、現在でもコンテンポラリーダンサーなので脚の形や体形をつい見てしまうそうです。

稲垣さん演じる基は、不倫の末現在の妻・悠子と結婚、長い間不妊治療をしていたが悠子は不育症と診断。卵子凍結も年齢的にできないので、自力出産をあきらめる。

バレエダンサーのDNAを残したいと切望する基は、生殖医療エージェントを見つけて代理母を希望している。妻・悠子は躊躇しているのもおかまいなく、どんどん話を進めていく天然キャラ。

リキが承諾してくれたと連絡が入ると、ご機嫌に料理を作りながら「あと10ヶ月後にはパパとママになるんだよ、こんなことなら早くお願いすればよかったね」だって。お金で子供を買って喜んでいるようなものですよね。KY夫です。

稲垣吾郎の母役は黒木瞳、元英国バレエダンサー役

基の母役は黒木瞳さん。英国バレエダンサーとして活躍した草桶千味子役。

ドラマ内でバレリーナ時代の写真がチラリと映りますが、黒木瞳さんがバレリーナ衣装を着ている写真、超 美しい! 元バレエダンサーと言っても疑いようがないくらいの容姿ですね。

そして、基の母役なんて若くて美しすぎます。でもちょっと意地悪設定。自分が選んだ基の元嫁はバレエダンサー。基は不倫して悠子と再婚しますが、母・千味子は悠子が気に入らない。理由は…

  • バレエダンサーではない
  • 悠子の実家の家族が好きではない(弟は引きこもりだったり、裕福ではないことも気に入らない)
  • 子供が産めない

要するに千味子が認めていない人と再婚したこと自体が許せないんですよね。代理母の支払いをするのも千味子。基は母の言うことは聞かないけどお金はだしてもらうんですね。エージェントに1000万円、リキに1000万円、合計2000万円も!

※リキの報酬は当初300万円だったのですが、リキが1000万円欲しいと言って基が即決で承諾しました。母のお金なのに…(苦笑)

稲垣吾郎が演じる草桶基の愛犬はマチュー

基の妻・悠子が不妊治療継続できなかったことで新しく迎い入れた家族はトイプードル。ペットショップで選んだのは悠子だったが、名前を付けたのは基。

名前はマチューになった。

マチューの由来は、フランスのバレエダンサー、パリのオペラ座に在籍するマチュー・ガニオ。父はデニス・ガニオ、母はドミニク・カルフーニャ、両親ともに世界的バレエダンサー。妹はマリーヌ・ガニオで同じくパリ・オペラ座のバレエダンサー。

生粋の一流バレエダンサー一家。

マチュー・ガニオは何回か来日していて、日本にもたくさんのファンがいます。

パリ・オペラ座と言えば、ルイ14世が1661年に創立した「王立舞踊アカデミー」を継承した最高峰で最古のバレエの殿堂。バレエの聖地。

千味子は大好きなマチュー・ガニオが生粋のバレエ一家で両親からのDNAを受け継いだ家系なので、自分も同じようにバレエDNAを継承していきたいという気持ちから、どうしても息子の基に子供を持ってほしいのですね。

自分勝手な理想です、よね。子供は天からの授かりものですよ。

稲垣吾郎が演じるドラマのまとめ

代理母に子供を産んでもらい、養子縁組をして自分の子供として迎え入れることを望んでいる基と母・千味子。

代理母のリキや基の妻・悠子の気持ちの事は蚊帳の外。草桶親子の自分本位な子供計画には呆れてしまいますね。

悠子は自分が不倫の末の略奪婚だった後ろめたさから、真っ向から反対することはできません。でも略奪婚は悠子だけのせいでもないです。そのことも基はあまり気がついてない様子。

基は腹を痛めず、精子提供で自分の子供になりますが、悠子は何のDNAもなく腹を痛めることもないのです。

男性と女性の身体の違い、想いの違い、いろいろと食い違いながら代理母の話はどんどん進行していきます。

リキは、そのまますんなりと代理母になり、出産して赤ちゃんを引き渡すのでしょうか。

 

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