満島真之介が身元不明人で出演、主演が織田裕二の特集ドラマ「ガラパゴス」再放送

2022年秋にNHK総合で放送された日曜ドラマ「ガラパゴス」。再放送が決定。
BSプレミアム4Kで2024年7月20日(土)同日2本立てに編集。
<前編>よる7:30~9:00、<後編>よる9:00~10:30

昨年このドラマを視聴しましたが、とても興味深い内容でした。沖縄の離島から上京してきた青年の軌跡をたどり、謎の死を解明していくのが織田裕二さん演じる熟練刑事です。

沖縄の離島の素晴らしい風景も登場し、暗い都会の情景とのコントラストが印象的でした。少しだけ内容を紹介してみます。

満島真之介が身元不明遺体に、ドラマの真相のキーマン

満島真之介さんは沖縄県出身の実力派俳優。お姉さんは美人有名女優の満島ひかりさんです。姉弟で売れっ子俳優なんて珍しいですね。他にもモデルの妹・みなみさん、弟は元プロバスケットボール選手で現指導者・光太郎さん。すごい兄弟姉妹ですね。

幼少期にNHK体操のお兄さんになりたかったらしく、日体大を目指していたが進学せず、上京して2年経った頃に自転車で日本一周旅に挑戦し、各地で姉・ひかりのポスターを見たことで自分も人を感動させる仕事をしたいと思い、姉と同じ事務所・ユマニテに所属。

なんと一度姉の元マネージャーと結婚していたそうです。現在は離婚しています。

満島真之介さんは、明るいキャラでバラエティー番組にも多く出演。本業のドラマや映画も多数出演中。演技派俳優なので、劇中ではいつも明るいキャラなわけではありません。

ドラマでは、派遣労働者の仲野という役で沖縄の離島から就職で上京した青年役です。不審な死を迎え、自殺として処理されるのですが、織田裕二演じる刑事・田川信一と桜庭ななみ演じる鑑識の木幡が仲野の死の真相を追跡することになる。

満島真之介が演じる派遣労働者の死の真相を桜庭ななみが追跡する

桜庭ななみさんってNHK朝ドラ「スカーレット」に出演していたのを観て、すごく美人で演技派の女優さんだなと思ったことを覚えています。

桜庭ななみさんは鹿児島県出身のトリリンガルなんです。台湾恋愛映画に感銘を受け、台湾留学し中国語(北京語)を習得、その後韓国にも渡り韓国語も習得。現在では通訳なしで会話することができ、海外の作品にも出演しています。

やっぱり語学ができるって強いですね。同じ鹿児島出身の上白石姉妹も、語学が堪能ですよね。上白石姉妹は親が海外赴任だったこともあるので幼少期に習得しているようですが、桜庭ななみさんは鹿児島でスカウトされ上京してからの単身留学。行動力が凄いです。

そんな桜庭ななみさんが演じる鑑識の木幡は、織田裕二さん演じる定年前のくたびれた刑事・田川とともに陰謀渦巻く、事件の被害者の真相を明らかにしていく複雑で深いドラマです。

織田裕二さんがくたびれた感満載の刑事なので桜庭ななみさんが『華』的存在でそのコントラストがとてもよく利いてます。

満島真之介が演じる派遣労働者は、本人同様沖縄出身の心優しい青年

満島真之介さんが演じる派遣労働者は沖縄の離島出身設定。満島さんは離島ではなく本島出身ですのでちょっと違いますが、刑事・田川と鑑識・木幡は沖縄の離島を訪れるシーンがあります。

確か、石垣島だったと記憶しています。心優しい青年・仲野は、高校を卒業して上京することになり、小さい頃から育ててくれたおじいを島に残して旅立っていきます。

しかしその、心優しいという性格が事件に巻き込まれ、不審死につながっていきます。

田川と木幡がおじいを訪ねるシーンは切なくて、涙が出そうでした。おじいはずっと仲野青年の帰りを首を長くして待っていたんです。

沖縄離島の美しい風景が更に切なさを強調するようです。なんだか本当にあるような物語ですね。

同じ沖縄県出身のお笑い芸人・ゴリとあめくみちこさんも出演しています。

ゴリは、ゴリエちゃんでは登場しませんので(笑)。そういえば、ゴリさんもNHKドラマの常連さんですよね朝ドラ「ちゅらさん」にも出演。あめくみちこさんも朝ドラ「ちむどんどん」に出演されていましたね。

満島真之介が演じる派遣労働者が巻き込まれた大きな渦

ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、地方から上京してきた真面目な青年の死は、大きな社会の闇の渦に巻き込まれていたことが判明してきます。

満島さん演じる青年が、関わることがなかったら死ぬことはなかったかもしれない。人生、ちょっとした歯車が狂うことで、矛先が大きく変わっていくことがあります。良くも悪くも、です。

その事実が闇に葬られることは、亡くなった青年の生きた意味は何だったんだろう、となってしまいますが、明らかにされることで青年の死は意味を持つことになります。

刑事・田川が長年築いてきた『刑事の勘』にアンテナをたて、少しづつ真実を暴いていくところは観応えがありますね。

満島真之介が演じるドラマ「ガラパゴス」のタイトルの意味は?

ガラパゴスと言えば、ガラパゴス諸島。独自の生態系をいまだに保ち、ガラパゴス諸島だけに消息する生き物がいる島々。孤立した地域、です。

この諸島に立ち入るには、靴の裏の汚れまで排除しなければいけません。固有の生き物を存続させていくために、外来種が持ち込まれないように徹底している地域です。

日本独特の携帯電話、『ガラケー』は、このガラパゴス諸島から名づけられたと言われています。日本だけの固有の携帯電話だからです。現在では廃止が決定され、徐々に使われないようになってきています。

このドラマのタイトル「ガラパゴス」も何か固有の特有のものを指しているのだと思います。ドラマ放送終了後にこの部分は記載していきたいと思います。

まとめ

織田裕二さん、刑事役をさせたら天下一品ですね。このドラマは社会の闇の部分の問題をフォーカスしている、社会派ドラマです。

ストーリーが単純ではないところがいいですし、キャストも豪華でした。濃い内容のドラマです。

 

 

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