NHKBSプレミアムドラマ「老害の人」が放送予定。すごいタイトルですね。どんなドラマなんでしょうか。
木竜麻生と望月歩が出演するドラマ、いつから放送?あらすじは?
5月5日日曜 午後10:00~10:49 NHKBSで放送 全5話
現在放送中のプレミアムドラマ「舟を編む~私辞書をつくります」が残り1話になりました。その後から少し短めの5話完結で「老害の人」が始まります。タイトルが衝撃で、NHKにクレームが来ないのかと心配になります。(笑)
内館牧子さん原作の小説のドラマ化です。2020年放送・三田佳子さん主演「すぐ死ぬんだから」2022年放送・松坂慶子さん主演「今度うまれたら」に続く、第3弾。今回は伊東四朗さん主演です。
埼玉県に住むある家族を主体に、老人と若年のバトルで巻き起こる群像ドラマ。ボードゲームなどを取り扱う会社を娘婿に譲った主人公(伊東四朗)が、むかし話、自慢話、クレーム、説教といわゆる「老害」をまき散らし、娘から説教。反省した様子に見せかけ、実は逆襲を企んでいた。近所の老人5人と共に、行動を起こしていく。
誰にでも平等に訪れる老い。いつかは自分たちも老人になるのですが、若年層の時には老人の悪いとこばかりが目につきやすいもの。つい、言ってはいけない言葉の刃を向けてしまい、後悔することも多々ありますよね。
人生100年時代と言われる昨今、他人事ではない老後をリアルに表現しているドラマのようです。
木竜麻生と望月歩が出演するドラマのキャストは往年の名俳優ぞろい
外山 福太郎 | 伊東 四朗 | 主人公でボード会社を勇退した老人リーダー |
戸山 明代 | 夏川 結衣 | 福太郎の娘、福太郎にひどい言葉を言ってしまう |
戸山 純市 | 勝村 政信 | 明代の夫、義父・福太郎の跡継ぎで社長に就任 |
戸山 俊 | 望月 歩 | 福太郎の孫、明代と純市の息子 |
藤田 梨子 | 木竜 麻生 | 福太郎の孫 |
戸山 八重 | 田島 令子 | 福太郎の妻、すでに他界している |
吉田 武 | 前田 吟 | 福太郎の老人仲間「若鮎サロン」メンバー |
吉田 桃子 | 日色 ともゑ | 福太郎の老人仲間「若鮎サロン」メンバー |
竹下 勇三 | 小倉 蒼蛙 | 福太郎の老人仲間「若鮎サロン」メンバー |
林 春子 | 白川 和子 | 福太郎の老人仲間「若鮎サロン」メンバー |
村井 サキ | 三田 佳子 | 福太郎の老人仲間「若鮎サロン」メンバー |
林 里枝 | 羽田 美智子 | 春子の娘?詳細不明 |
山本 和美 | 高橋 惠子 | 詳細不明 |
伊藤家の食卓で有名な伊東四朗さん、ずっと同じ感じ?で昔から年取った感じだったのか、現在が年老いてないのかわかりません。(笑)往年の名俳優、前田吟さん、三田佳子さん、高橋惠子さんなど、お顔を拝見すると必ず見たことある!と思うメンバーが豪華出演。
どんなおとぼけ劇が繰り広げられるのでしょうか?
木竜麻生と望月歩ってどんな俳優?
若者代表のふたりは主人公・福太郎の孫役として出演しています。
木竜麻生(きりゅう・まい)さんは、新潟県出身の今年30歳。
中学生の頃原宿でスカウトされTVCMでデビュー。大学進学で上京し、就活の際に役者を目指すことに。出演作品は「まほろ駅前協奏曲」「菊とギロチン」では映画初主演、現在映画上映中の「熱のあとに」出演、仲野太賀さんと共演。
白い肌が美しい、新潟美人さんですね。特技は新体操で、文学がかなりお好きな才女のようです。
望月 歩(もちづき・あゆむ)さんは、長崎県佐世保市出身の今年24歳。
10歳の頃、俳優デビュー。今年芸歴10年目。数々の映画、ドラマに出演し、すでに出演経験豊富な若き実力派俳優。現在上映中映画「カムイのうた」に出演。テレビ東京では「痛ぶる恋の、ようなもの」でドラマ初主演。現在放送中です。
二人とも実力派の若手俳優さんのようです。若さ溢れる俳優さんと往年の名俳優さんたちとの共演は楽しみです。
木竜麻生と望月歩が出演するドラマ、考察
2023年の日本の推定人口は1億2435万人。昨年の出生数は約75万人、死亡者数は約159万人、昨年だけでも約84万人の人口減。
このままのペースでいくと、超高齢者社会になり人口もどんどん減っていく日本。医療はどんどん進み寿命は延びていく。そんな世の中になると想定すればこのドラマは将来の自分かも。
仕事をリタイヤした後、趣味や暇つぶしだけをする老人ではなく、社会に貢献できる老人になる為に奮起するドラマになるのではないでしょうか。
若年層の人々も、煙たい存在だった老人に趣味や暇つぶしを押し付け、違う行動にでる老人たちと対峙する過程で、自分たちの未来の事を考えるとそれもありかな、と考え直す…とか。
内館牧子さんの原作を読めば、あらすじはわかると思いますが、あえて読まずにドラマを視聴したいと思います。全話が終了後に小説を読んでみようと思います。
まとめ
私自身も、身内の年寄りにイライラしてつい強い口調で言葉を発してしまい、後悔したことは何度もあります。
実の両親が老いていく現実を受け入れられず、「昔はそんなこと簡単にできていたのに、どうしてできなくなったの?」というジレンマから、言ってはいけないことを発言してしまったこともあります。
しかし、自分もどんどん歳を重ねてくることで、物忘れやうっかりミスも増えてくる現実。誰もが老いていくことは避けられません。
自分が「老人」という時期になった時にどう生きていくのか、ドラマを観て考えるキッカケになれば、と思っています。
コメント