悪意ある暴露?木村文乃が悪役にしか見えないドラマ「スカイキャッスル」日本版

韓国ドラマが原作の話題作「スカイキャッスル」第5話。木村文乃演じる南沢泉はスカイキャッスルのセレブ家族とは一味違った庶民派。

登場した2話では、見栄を張らないスカイキャッスルに一石を投じる唯一いい人なのかと思ったらとんでもないKY役。

5話では口が滑った、という理由で浅見紗瑛(松下奈緒)の生い立ちを大勢の面前でペラッと暴露しちゃいます。うそっ?そこまでKY???思わずテレビに向かって叫んでしまいました(笑)

木村文乃が悪役にしか見えないドラマ、自死した家族を小説にしようとする

木村文乃が演じる南沢一家が引っ越してきた家は、以前の住人が自死をしたストーリーを小説にしようとする。

以前の住人の冴島一家と仲良くしていた、浅見紗瑛、夏目美咲(高橋メアリージュン)、は猛反対。亡くなった人の尊厳を考えてと言い続けるが、泉はガンとして書き続ける。

理由は、同じ過ちを繰り返さない為、親の過度な教育虐待が生み出した悲劇だと。

しかし、小説を書くことによって、題材にされた冴木一家の尊厳はどうなる?スカイキャッスルでの出来事だとわかったら、その影響は?とドラマ内でも浅見たちが言っていることはもっともだと感じる。

人の死、が関わっていて、残された家族の気持ちを考えるとまだ時間も経っていない出来事を早々に多くの目にさらすことはどうなのだろうと思いますが…。

それを小説を書いて、少しでも心に何かを感じてくれる人がいればという正当性をつき通そうとする泉…。自分本位の考えとしか思えませんが。何故?

木村文乃が悪役にしか見えないドラマ、小説を反対する会で暴露される紗瑛の過去

紗瑛たちが、どんなに反対しても小説を書き続ける泉。とうとう、スカイキャッスルの住民たちで話し合いが行われることになった。

住民が反対するのって、当然のような気がします。プライバシー保護の観点からも、勝手に許可なく繊細な内容ををズケズケと公共にさらすなんて、個人の判断でやっていいことと悪い事ってありますよね。

この話し合いで、紗枝と泉はヒートアップ。すると、なんと、泉は「施設で育ったあなたにはわかるでしょう!?」と紗瑛の生い立ちを暴露。

信じられません!いくら感情が高ぶったとはいえ、人のプライバシーを大勢の面前で簡単に暴露するなんて!もう悪人としか思えない。わざとでしょ?!

もし、こんな人が身近にいたら、本当に付き合いたくない。空気読めない、正義感が自分本位、考えが狭すぎる、人の気持ちを考えられない…。

いけ好かないセレブですが、ウソをつき続けてここまでのぼり詰めた紗瑛が可哀そうに思えてきます。

木村文乃が悪役にしか見えないドラマ、幼少期からKY&暴露癖?

以前の記事にも書きましたが、泉は紗瑛が施設で生活しているころにも小学校で簡単に紗瑛の父親が犯罪者であることを暴露。

イジメられている紗瑛(幼少期の名前はようこ)をかばいながら、「お父さんが捕まってもがんばってるんだから」みたいなこと言うんです。

もうこれって、正義感を振りかざしながらいじめているのと同じですよね。ほんとにこんな人、嫌だ!いらん事いう人。言ってはいけない人の秘密やプライバシーを罪悪感なくペラペラしゃべる人。

木村文乃って大好きな女優さんなのに、なぜかこのドラマでは大嫌い!淡々とした表情で、悪気なく紗瑛の過去を暴露したり、小説を書くことを正当化するのが気持ちワル!

紗瑛の生い立ちを知っているなら、裕福な家庭に収まり、幸せに生活していることを素直に喜んであげられないのでしょうか。そして、過去を素知らぬふりするような優しさはないのでしょうか。

人の気持ちがわからない人の典型なのでしょうか。セレブのボスを振る舞う紗瑛よりも暴露クセの泉に腹が立ってしかたありません。

あ、沼ってますよね、このドラマに(笑)

木村文乃が悪役にしか見えないドラマ、冴島を訪ねて小説の許可をもらおうとする泉

小説を書くために、妻が自死をした冴島を訪ねる泉。山小屋で疲弊している冴島に小説を書くことの許可を得ようとするが、冴島は、息子のことを守りたいと答える。

当然じゃないですか。その小説が世に出てしまって、傷つく人が誰かを想像できないなんて。

冴島は、自分が妻を殺したも同然、自分が過度な教育虐待を息子にしてしまったのが原因、と悔いていました。

小説を読んだ人が何かを感じてくれたら、という泉に対し、冴島は過去に新聞で同じような記事を見たことがあるが、他人事としてしか捉えられず、むしろ自死した人を責める気持ちにもなった、と。

本音だと思います。教育で子供の将来の成功を信じている親に、何を言っても通じない。そして親としてはそれが子供に対する愛情なのです。

冴島の憔悴した言葉を聞いた泉はやっと自分が思い上がっていたのではないかと気がつきます。

はいそうですよ、泉さん。冴島さんに聞かなくても想像してください。

子供に対する愛情表現は、それぞれ。他人が入ってはいけない部分も多々あるのではないでしょうか。

第5話のまとめ

木村文乃さん演じる南沢泉のKYさ。凄まじいです。自分本位の正当性を貫き通すのもいいですが、人って協調性も大事です。

そして、他人の秘密を大勢の面前で暴露するなんてしていいことではありません。

泉は全体的に想像力にかけています。これをしたらどうなる、これを言ったらどうなる、といった想定力がないに等しい。

小説家なのに想像力に欠けている…致命的な気がします。

暴露されてもふてぶてしく生活する紗瑛も凄いですが…。

堂々とプライバシーを侵害するドラマにイライラしながらこのドラマに沼っています。来週はどんなびっくり展開があるのでしょうか。

幼少期を暴露された紗瑛に、ニヤリと笑う受験コーディネーターの九条(小雪)の動向もなんだか怪しい。

そして、浅見家にもぐりこんだ山田未久(田牧そら)のしたたかさも目が離せません。

来週も楽しみなドロドロ、沼ドラマですね!

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