本家韓国ドラマの原作を追い越すことは難しいかもしれませんが、日本版ドラマチームも渾身の力の入れようです。
日本版ならではの驚きもあります。2話でもびっくりの事が…
あれ?この人って…とか、えっそんなこと言うの?などなど、ちょっと驚いたことをまとめてみました。
驚きの連続その1、難関高校受験に見事合格した遥人は…
冴島家の家政婦だった女性を妊娠させて、高校に行かず家を出るという。
1話では、超難関高校、帝都医学大学付属高校に見事合格した冴島遥人(大西利空)。誰もが羨む合格に、母親・香織(戸田菜穂)も浮かれて海外旅行に行くはずが、急遽予定を変更し帰宅。そして謎の自死。
遥人は両親から教育虐待並みの扱いを受けていたことの腹いせに、恨みつらみを母親にタブレットで伝える。
唯一の癒しは家政婦のさくらだったと。
しかし、中学生の遥人くん、家政婦のさくらさんを妊娠させるって驚き!思春期の男の子に、若い家政婦さんを雇っていた両親にも責任ないですか?
そして、遥人君も超難関高校に入るくらいの学力があるなら、中卒でどれくらいの収入が得られるとか、家庭を維持するためにどうしないといけないとかわからないなんて…
家政婦のさくらさんも、中学生と性交渉を持つことが犯罪になること、わからなかったのでしょうかね?
驚きだらけの遥人くんの行動。・・・お母さん、失意からとはいえ、死んでしまったらさらに遥人くんを追い詰めることになるとは思わなかったのでしょうか…。
驚きの連続その2、引っ越してきた南沢家の一人息子青葉は…キヨシ?
学年トップの南沢青葉くん。あれ?どこかで見た顔…坂本愛登くんじゃないですか!
今年初めから大きな話題になったクドカンドラマ「不適切にもほどがある」でキヨシ役だった坂本愛登くん!
クドカンドラマでは、おちゃらけたフシギくんキャラのキヨシくん。
今回のドラマでは、エリート中学生。しかも自主的に勉強していて学年トップ。
個人的にどうしてもキヨシのイメージが消えず、笑ってしまいます。キヨシは勉強嫌いだったですよね、エッチなことに興味津々の引きこもり中学生。
あまりにも正反対すぎて、笑いが出てしまいます(笑)。
今回のドラマではどんなストーリーになるのでしょうか。青葉くんの活躍が楽しみです。
驚きの連続その3、木村文乃演じる南沢泉のデリカシーのなさ
冴島家の後に引っ越してきた南沢家。妻・泉を演じるのは木村文乃さん。
浅見紗英(松下奈緒)に対面するなり、若菜園という児童養護施設の話を持ち出し「ようこさんよね?」と他のママたちの前で連呼するデリカシーのなさにびっくり。
名前も変わっていて、セレブの街に住んでいるのだから、過去の事を隠していることくらい予想がつくはずなのに、ズケズケと児童養護施設の話をするKYさ。
しかも紗英の過去の回顧録によると、小学生の頃にいじめられていた時に、紗英の親が捕まったのに頑張ってるんだよ、と犯罪者とバラすデリカシーのなさ。
小学生の頃からKYの設定なんですね。学歴マウントバトルで南沢泉だけは正統派な設定と思ったら、なんだか違う意味のマウントみたいで残念。
なんの恨みがあるのでしょう、過去のキズに塩を塗り込むような行動に驚きです。
しかも自殺した冴島家のことを小説に書きたいって南沢泉さん、嫌われるにきまってるじゃないですか。
あまりのKY設定に驚きを隠せません。
驚きの連続その4、小雪演じる受験コーディネーターのプライドの高さ
紗英が冴島家の秘密を知り、受験コーディネーター九条(小雪)が関与しているかもしれないと思い、九条との契約を破棄してしまいます。
紗英の娘・瑠璃(新井美羽)が成績が落ち、九条先生が良かったと怒りをあらわに、母へ暴言を吐く。
紗英は九条先生にお詫びの手紙・菓子折り・金の延べ棒を送り、再度指導をお願いするが、突き返されます。
しかし、金の延べ棒を見た九条先生はニヤリと笑います。どういう意味の笑い?そして突き返す。
諦めきれない紗英が直談判に行ってもなかなか、承諾しない九条先生。
でも、土下座すると承諾するんですね!びっくり!どんだけプライド高いんでしょうか。
驚きの連続その5、教育パパの教育虐待が恐ろしい!
比嘉愛未さん演じる二階堂杏子、その夫で医師の亘(鈴木浩介)が異常な教育パパ。
息子を帝都医大付属高校へ入学させて、医師にさせるためにお父さんが直々に教育指導。こんな問題も解けないのか!…よくある教育虐待。
驚いたのは、息子の部屋に窓がない!わざわざリフォームして、窓を無くし、防音設備にした部屋で勉強させている。
窓がないって、怖いですよね。まるで監獄。いや、監獄でも光が差す小さな小窓ぐらいはありますよね。
九条先生が家庭訪問に来て、「これは勉強部屋ではなく、飼育部屋、防音設備があるならドラムでも習わせれば?」と嫌味をいいます。ほんと、ソレ。
その言葉に逆切れする父。こんな家に暮らす子供はどんな心を持った子供に育つのでしょうか。
驚き5選のまとめ
ドラマなので、なかなかない設定ですが、次から次へとツッコミどころ満載の驚き。だから、逆に沼落ちするドラマなのかもしれません。
南沢泉だけが、マウントバトルの場外なのかと予想していたら、違う意味で紗英とマウントバトルするし、結局全員でバトル合戦するドラマなんですね。
日常の生活ではできるだけカドがたたないように、できるだけ争いごとがないように、と暮らしていますが、人間の本音はこのドラマの中に集約されているのかもしれませんね。
逆を考えると、デリカシーのなさ、教育虐、プライド、などなど、ああいう風にはなりたくない、という反面教師的にドラマを視聴しています。
次回も楽しみですね!なんか、ちょこちょこと気になるワードが残してあることも次回へつながるヒントなのでしょうか。
個人的には、学年トップの青葉くんと学年2番の山田さんが何やら気になりますよ。「病院についてきて」って言ってなかったでしょうか…なんだろ。
学年3番だった紗瑛の娘の行動も気になりますね。次回も楽しみです!
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