二階堂樹里役の井元由香の演技がイラッとする地獄朝ドラ「オードリー」中盤の感想

昔の朝ドラにこんなにハマるなんて…(笑)朝からBSで毎朝観ています。

ヒロイン美月(岡本愛)の幼少期から太秦(うずまさ)の大部屋女優になるまでの前半から物語は中盤へと。なんと美月が城島(長嶋一茂)と恋に落ち、フラれる⁈という納得のいかない内容でした。

大部屋女優時代から、なにかと美月にちょっかいをかける存在の二階堂樹里を井元由香さんが演じています。

朝から、イラッとする態度を観ることになりますが、それほど役になり切り、視聴者の感情を揺るがすということは、名演技ということですね。

二階堂樹里(井元由香)が誘惑する男たち

大部屋女優時代から、ちょくちょくどうでもいいような嘘をついて、男たちにちょっかいをかける二階堂樹里。

その1・太秦のスター俳優・幹幸太郎(佐々木蔵之介)と逢引きの約束があると美月にちょいちょい嘘(?)をついて、あたかも幹幸太郎とデキているアピールをするが、多分妄想。

その2・大部屋俳優からTVドラマの主演俳優になった錠島尚也(長嶋一茂)とは大部屋俳優の時に肉体関係があった。錠島が主演俳優になってから、二階堂樹里と太秦出身のダブル売れっ子俳優交際報道(話題の為の偽情報)で一時期交際する。

その3・青葉城虎之介(菊地隆則)は二階堂樹里に想いを募らせていたが、それをいいことに美月に嫌がらせをすることを指示。虎之介が出来ないと告げると、態度を豹変させて相手にしなくなる。

その4・関川徹(石井正則)は大京社長・黒田の右腕。樹里は色仕掛けで媚びを売り、役をねだられるが、東京で『ポケッとえりかちゃん』のオーディションがあることを勧めて、樹里は見事役を獲得する。

その5・杉本英記(堺雅人)大部屋女優時代から、ちょくちょく色仕掛けをしていたが、東京の売れっ子女優になってから京都での撮影の際、再度杉本にちょっかいを出し、とうとう落とす。体調が悪い樹里に病院を勧めるが、従わない樹里。

とうとう杉本まで…残念です。杉本だけは落ちないと思っていたのに…。男って…。

二階堂樹里(井元由香)が美月にする「いけず」

「いけず」とは関西でいう、意地悪のことです。

二階堂樹里は大部屋時代、美月に対して虚言を言っては驚かせているくらいでしたが、美月が役をもらうと、敵意をむき出しにしていきます。

その1・美月が恋をした錠島尚也にちょっかいをかける

樹里と錠島は関係があったようだが、交際はしていなかった。しかし、美月が錠島に恋をしていると知ると、途端に錠島の部屋を度々訪れ、自分たちはただならぬ関係だとアピールする。

ヤナ女ですよね。人が興味を持つと、あ、それ私のだから…と思いだしたかのように自分のもの、かのように振る舞うなんて。

その2・美月が役をもらうと、虎之介に美月を襲うように指示する

美月が配役がつくと、自分に好意をもつ虎之介を意のままに操り、美月を襲うように色仕掛けで命令します。心優しい虎之介は、結局何もできませんでした。

いくら嫉妬心があるからと言って、他人を使って襲わせようなんて、恐ろしい人ですね。

その3・東京で売れっ子女優になると、京都での仕事の間美月を付き人にする

東京のテレビ番組の主役を勝ち取り、売れっ子に。京都での仕事の間、わざわざ美月を指名し、身の回りの世話をさせる。

売れっ子女優になったとたん、高飛車で名女優気取り…。わざわざ美月を付き人にして優越感を得たいのでしょうか。

その4・美月に東京に出て来いと執拗に誘う

東京に出てくるように美月を誘う理由がイケず。自分の付き人として、自分が輝くために美月を手元に置く、という。どんだけ性格歪んでるんやろ…

その5・美月が恋心を持つ人を誘惑する

錠島尚也の時も、美月が恋心を持っていると察知すると、邪魔をするかのように色仕掛けをかけに行く。錠島がいなくなって、杉本とすこしづつ良い関係を築いていた美月。それを察知したかのようにストレートに杉本に告白して部屋にあがりこむまでに。

二階堂樹里(井元由香)の本当の姿は、寂しがりや?

美月にいけずを繰り返し、男たちを誘惑しまくるり、東京で女優としての地位を確立していく樹里。

しかし、実は繊細で寂しがりやな人なのでは?と思うところが多々。

  • 大部屋時代に錠島と関係があったのはお互い寂しい者同士だったのでは?
  • いけずをしながらも、美月に「女優として才能があるのはあなたくらい」と言い、東京に連れて行こうと必死。実は東京でひとりぼっちだったのでは?
  • 杉本を誘惑するときに、仕事は充実しているけど心は寂しくて不安でたまらない、と言い杉本も東京へ連れて行こうとする。本音かもしれませんね。
  • 京都へ帰ってくると、必ず「カツドウ屋」に顔を出し、大部屋時代の仲間にごちそうしたりする。

東京で売れっ子になって、天狗になって京都に帰ってきているのかと思いきや、本当は京都の仲間と京都の環境が恋しくてたまらないのではないかと思ってしまいます。

なんだか、虚勢を張っているように見えて台詞はイラッとする発言が多々ありますが、なんだか可哀そうな人のように思えてきます。

そして、とうとう、天国へ…、なんかこの朝ドラ、壮絶すぎない?

二階堂樹里を演じている井元由香の現在は?

残念ながら、主演の岡本愛さんと同様、現在は芸能活動されていないようです。

wikiにも元女優、元アイドル、になっていました。元がつくということは現在は違うということですね。

芸能活動中には写真集やCM、テレビ番組と売れっ子ぶりがうかがえますが、2005年を最後に活動が見られません。

現在43歳の年齢。まだまだ活躍できる年齢ですよね。ご結婚されたのかな?

朝ドラでも垣間見える、スレンダーでスタイルが良く、カワイイお顔立ち。そしてイラッとさせる演技力(笑)。もったいないですね。

芸能界だけが人生ではないので、きっと素敵な人生を送られていることと思います。

そしてきっと、現在再放送中の朝ドラをご覧になっていることでしょう。

まとめ

朝ドラなのに、二階堂樹里の色仕掛けのお盛んなこと…(笑)地獄朝ドラと呼ばれる要因のひとつは二階堂樹里の存在かもしれませんね。

しかし、裏を返せばそれだけの演技力があるということ。

大竹しのぶさん演じる椿屋の女将・滝乃が、二階堂樹里の事を『ゴシップ女優』と呼びます。まさにその感じの女優の役。

大竹さん演じる滝乃の言動も恐ろしく、地獄朝ドラの一番の要因ですが、もうひとつは二階堂樹里の存在ですね。

ひと昔前にこんな面白い朝ドラがあったとは…。今後もいろんな展開があるみたいで楽しく視聴したいと思います!

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