VRトワイライトとホナミがお別れの最終週の出来事、夜ドラ「VRおじさん」

あっという間に最終週を迎えたドラマ「VRおじさんの初恋」。内気でひとりぼっちだった直樹と寂しい老後を過ごしていた穂波がVRで知り合い、楽しい日々を過ごしていましたが…。

お別れとは本当に切ないことです。ここでは、「VRおじさんの初恋」とお別れする前に紹介していなかったキャストの事を紹介して最終週を締めくくりたいと思います。気になっていたけど深堀していなかったキャストの事、是非読んでみてください!

VRトワイライトとホナミがお別れ、柊⽊ 陽太は穂波の孫役

穂波(坂東 彌十郎)の孫で、飛鳥(田中麗奈)の息子・葵役で出演している柊⽊ 陽太(ひいらぎひなた)君。スターダストプロモーションに所属の現在12歳、京都出身の実力派子役です。

幼い頃からモデルとして活躍し、2021年に俳優デビュー、ドラマ「最愛」ドラマ「ミステリということ勿れ」NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」などに出演、CMや映画などでも活躍中。

葵はとても重要な役柄ですよね、お爺ちゃんの穂波と母の飛鳥をつなぐのは葵の存在のみ。お爺ちゃんの体調を心配し、偵察に行ったときに直樹(野間口徹)と知り合い、すっかり仲良くなります。

最初は不信感もありながら、直樹に近づき直樹の人柄を見抜いていくという中学生とは思えない洞察力で直樹を『いい人』と判断します。

柊⽊ 陽太くん、素晴らしい演技力ですね。お顔立ちも美形なので、あと10年もすれば若手実力派俳優になっているのでしょうね。要チェックです。

葵は直樹と一緒に『ブルースリー・スピリッツ作戦』をたてて母・飛鳥と祖父・穂波を仲直りするように計画します。

VRトワイライトとホナミがお別れ、VRのアオイ役は誰?

葵のVR内でのアオイを演じているのは、キリッとした顔立ちの井上音生(いのうえねお)さんです。

美少女の登竜門、東宝シンデレラガールで審査員特別賞を受賞し2016年に芸能界入り。2004年生まれの今年20歳のスレンダー美人です。もちろん東宝芸能所属です。

2018年ドラマ「嘘を愛する人」で吉田鋼太郎の娘役として女優デビュー。その後、ラジオや舞台でも活躍、2021年には舞台「魔女の宅急便」でキキ役として主演しています。

井上音生さんのお父さんは、音楽教師で指揮者。音生は本名で、お父さんが名つけられたそうです。さすが音楽に由来した音に生きる、という名前ですね。

幼少期から舞台鑑賞や音楽鑑賞、映画鑑賞をしていたので、音楽とは切り離せない生活だったのでしょうね。舞台では歌うシーンも多々あり、今年7月に「あなたに恋をしている」で歌手デビューします。どんな曲なのでしょうか、聞いてみたいですね。

ドラマの中ではVR世界でナオキと会話するシーンがたくさん出てきます。VR世界は美人ぞろいです。赤い衣装と赤い帽子もかっこいいです。

VRトワイライトとホナミがお別れ、穂波は逝ってしまう

VR世界で最後の思い出を作ったナオキとホナミ。VRゲーム「トワイライト」も終焉を迎えます。ふたりは白いドレスを着て、お別れのキスをします。まるでウエディングドレスのようです。

穂波はホスピスに入り、あっという間に逝ってしまいます。穂波のお別れのシーンは意外にもあっさりとしていて、短い時間でした。

もう、会えないと思っていたら、なんと飛鳥の会社が出資してVRゲーム「トワイライト」ニューバージョン「デイブレイク」が登場することになった。

飛鳥は穂波と仲直りをして、最期は親子仲良く過ごすことが出来ました。『ブルースリースピリッツ作戦』のおかげかもしれませんね。

新しいVRゲームの世界で、ナオキはホナミとの思い出のバックアップを読み込みます。ここでナオキは号泣してしまう。

現実の穂波とのお別れはあっさりだったので、VR世界では抑えきれない感情が込み上げてきたのでしょうね。そもそもナオキはVR世界のホナミに初恋していたんですから。

VR世界が直樹の人生も、穂波の人生も変えていったんですね。なんだか素敵な話しです。

VRトワイライトとホナミがお別れ、新しいスタート

直樹がVR世界でホナミに知り合ったことで、直樹の人生は大きく変わりました。隣の席の佐々木さんとの会話が増え、人の温かさを感じ、同僚や上司とも家で餃子パーティをするまでに。

会社では早期退職を勧められていたのに、直樹の大好きなバイク部門への移籍になった。大出世です。孤独で、ひとりぼっちだった人生がVRのおかげで勇気を持つことができ、大きく変わっていった。

また、穂波もナオキと知り合ったことで、寂しい老後だった直樹が楽しく過ごすことができ、長年不仲だった娘・飛鳥と仲直りすることもできた。

飛鳥の息子・葵も学校で浮いた存在だったが、友人ができた。ほんの少し、勇気を持って新しいことにチャレンジすることで、何か新しいスタートを切ることが出来るのだ。

地味な展開から、最後はすがすがしい別れとスタートを感じさせてくれた。

まとめ

とうとう最終話をむかえた「VRおじさんの初恋」。おじさんがおじさんに恋するキモめの話かとおもったら、人と人のつながりっていいよね、という温かい話だった。

やはり、人はひとりでは生きていけない。ひとりぼっちが好きだ、と言っても人と関わり、温かい気持ちを感じることほど至福な時はない。ぽっかりと開いた心の寂しさを埋めるのは人との関わりなんですね。

VR世界であれ、入り口はなんでもいい、人と接する機会が何かを変えていくきっかけになるのだと教えてくれた素敵なドラマでした。

 

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