森崎ウィンが女性用風俗セラピスト役で登場の代理母がテーマのドラマ「燕は戻ってこない」

NHKドラマ「燕は戻ってこない」第4話。主人公リキ(石橋静河)は男性マッサージをオーダーしてしまいます。どんな展開になっていくのでしょうか。

代理母、サロゲートマザー、エッグドナー、そして女性用風俗…普段耳にしないワードの連発です。そんな際どい設定のセラピストに、明るく元気な森崎ウィンさんがキャストに。森崎さんの事を深堀しながら、どんなセラピストとして役を演じていくのかを洞察したいと思います。

森崎ウィンってどんな俳優?祖母の英会話教室で磨いた流暢な英語

森崎ウィンさん、よくテレビで見る俳優さんです。実は森崎ウィンさん、日本人のハーフではなく、両親ともミャンマー人なんです。日本の血は入ってないんです。

森崎ウィンの生い立ち

ミャンマーのヤンゴンで生まれた。ミャンマー語の名前はウィンチョウトゥー。両親が日本へ出稼ぎに行ったので、祖母と暮らす。祖母が英会話教室を開いていたのでウィンさんも英語を習得。

小学校4年生の時に日本へ移住。公立の学校へ入り、言葉の壁や奇異の目があったそうですが仲良くしてくれた友人との出会いがあり、日本語も上達していったそうです。NHKEテレやアニメをよく視聴していたそうです。

森崎ウィンの快進撃

中学2年の時、恵比寿でスターダーストプロモーションにスカウトされ芸能界へ。ダンスボーカルユニットのメインボーカルとして歌手活動もして、2018年公開のスティーブン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」では主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビュー。

幼少期、ミャンマーでの祖母の英会話猛特訓のおかげで、流ちょうな英語でハリウッドの大役を獲得。おばあちゃんとの時間は森崎ウィンの芸能人生に大きな影響を及ぼしたのですね。

ハリウッド出演後、森崎ウィンさんはミャンマーのおばあちゃんを訪ねていました。とても上品なおばあちゃんで、ウィンさんの活躍を心から喜んでいらっしゃいました。自慢の孫だと言われていました。

ウィンさんの本名ウィンチョウトゥーのウィンはミャンマーの言葉で「明るい」という意味。おばあちゃんが名付けてくれたそうです。

森崎ウィン、ミャンマーでも活躍していたが

ミャンマーは2015年にアウンサンスーチーさんが選挙で圧勝し、民主化されました。ところが、2021年に再び国内での混乱が起こっています。その状態はいまだに続いています。

森崎ウィンさんは2021年以前にはミャンマーの芸能界でも活躍され、TV番組の司会など日本とミャンマーを行き来していました。現在は国内に入ることもままならない状況で、ウィンさんもとても心を痛めています。

ミャンマーではいろんなことが制限されている現在、芸能活動なんてとても出来る状態ではありませんが、ウィンさんはいつかまた母国ミャンマーで活動できることを願っているはずですね。

早くミャンマーで活動できる日が来るといいですね。

森崎ウィンの役どころは?どんな役なの?

今回のドラマでは、「セラピスト」と云われる女性用風俗で働くダイキの役です。ダイキは沖縄の離島出身で、中学の教師をしていたが、東京に憧れて上京。元々女好きだったこともあり、この仕事に就いている。

女性用風俗は、深刻な悩みを持っている女の人が多いという。

突然泣き出すリキ(大石静河)に「嫌なことはしないから」と自分の生い立ちを話し出す。沖縄の離島にいたときにつまらない人生を送っていたと。リキは少しづつ心を開き、代理母出産の話を打ち明ける。

心のバランスが整っていないリキに、ダイキは明るく接します。リキは久しぶりに笑い、次回は直接会えるように連絡先を交換する。女性が男性を買う、時代なのですね。

リキはこの後、仕事を辞めていよいよ代理母出産に向けて準備を始めていきます。ダイキはリキにとって、どんな存在になっていくのでしょうか。このまま終わりそうにはないですね。

森崎ウィンと過ごした後のリキは

リキは生殖医療エージェント・プランテ行き、契約を進めていきます。

プランテの日本支社はピンクのオフィスに、ピンクのワンピースを着た青沼(朴 璐美)が登場。目が痛くなるほどのピンク一色です。なんでピンクなんでしょ。

仕事辞め→人工授精→妊娠しない場合は、体外受精 …200万円の準備金をもらう

妊娠発覚後…300万円の報酬 出産後…500万円の報酬 合計1,000万円

代理出産は秘密、病院のスタッフにも口外禁止。

草桶夫婦に対しては、離婚をして、草桶基(稲垣吾郎)はリキと結婚。あくまでもペーパー上の話。なぜなら、人工授精は婚姻、もしくは事実婚の関係でないと施術できない。

子供を養子扱いにしない為でもある。出産後は基とリキは離婚し、基と悠子(内田有紀)は再婚する計画。

凄いですね。すべて計画されていて、法をかいくぐる作戦なんですね。なんだか、恐ろしい計画に見えてきます。ドラマ内では子供をお金で買う、と言っていましたが、まさしくその通りに近いことでもあります。

第4話のまとめ

森崎ウィンが登場し、リキの心は少し救われた回でした。一方、リキの代理母出産はどんどん進行していきます。準備金を得たことで、安いアパートから綺麗なマンションに引っ越し、新しい生活もスタートします。

リキに生殖医療エージェントを紹介したテル(伊藤万理華)は、自己破産して彼氏のタイ人と一緒に名古屋で暮らすという。え、テルが言い出したのに?という気持ちです。

貧困に耐え切れず、自己破産するテルと代理母出産の代償として大金を得るリキ。とても対照的なふたりです。

来週はリキが実家の北海道に帰省し、一波乱ありそうです。このまま順調に健康な赤ちゃんを産むことができるのでしょうか。そしてすんなりと子供を引き渡すのでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました