ガンと生きるフランス発のドラマ「6人の女」日本初放送

4月28日日曜午後11:00~NHK総合で「6人の女~ワケアリなわたしたち」が放送されます。フランスで放送された話題作、日本初放送です。全6回

がんと生きるワケアリなドラマ「6人の女」のあらすじは?

タイトルで想像できる内容のドラマですが、フランスのタイトルは「Les Randonneuses」

共通点はがん。病院で知り合ったがんを患った6人の「ガン友」。その6人が女性が登山をしながら、1人づつの人生が明かされていきます。

年齢も、環境もそれぞれ違う6人がそれぞれの過去を語り、これからの未来に向かっていくストーリー。自然の中で繰り広げられる彼女たちの本音とユーモアを登山と人生を掛け合わせて表現されています。

ヒューマンドラマって面白いですよね。人はそれぞれに事情があり、見た目とは違う本当のことや秘密があったり。人間模様こそ興味深く、感慨深いものはありません。

全6話で日本では初めてのテレビ放送。1話づつの感想を追記という形で更新していこうと思っています。

しかし、とにかく、美しい山の風景が素晴らしい!

がんと生きるワケアリなドラマから考える日本女性の癌患者率

最新の統計によると、女性の癌のトップは乳房2位は大腸、3位は肺、胃となっているようです。これは死亡率ではなくあくまでも癌患者の順位です。

死亡率はトップが大腸、肺、膵臓の順位になっています。

乳がんは、しこりを発見することが多いので早期発見になることが多く回復率も高いようです。

以前に比べて治療が進んできているので、がん=死亡ということではない現代。それでも早期発見が大切ですね。物言わぬ臓器は特に進行がわかりにくいので健康診断は毎年受診したほうがいいですね。

実は最近わたしも健康診断でひっかかり、大腸カメラを受診しました。ちょっとドキドキしました。小さなサイズのポリープだったので切除してもらいました。数年に1度はカメラ受診も必要ですが、ちょっとしんどいです。(笑)

今回は女性の事を書きましたが、誰にでも患う可能性がある病気。もし自分が患ったら、と考えてみたらこのドラマも他人事ではないような気がします。

※以下、ネタバレが含まれていますのでご注意ください

がんと生きるワケアリなドラマ、1話「サラ」の感想ネタバレ

ドラマの冒頭、サラが男性を車ではねるシーン。何それ?!助けないまま車で逃走しましたよ!

サラは約束していた登山行の列車にギリギリで到着。予定通り6人の「ガン友」と一緒に登山に行く。6人にはさまざまなストーリーがありそう。この登山に申し込みをした本人は骨壺の中。妹が骨壺を持って登山に挑戦。

サラは友人達にに夫のひき逃げしたまま登山に来ていることを告白する。サラは車で登山の待ち合わせにに向かう途中、夫の車を見つけて後を追いかけてみると、そこには若い女性と子供が。

驚きとショックで急いでその場を立ち去ろうとしたとき、夫が携帯電話を片手に飛び出してきたところをはねてしまう。

サラは夫が浮気をして、他に家庭があると思っているようですが、よく見ると夫は小さな子供にスマホを見せながら「パパだよ」と言ってますが…本当に浮気なんでしょうか?

友人のひとりカレンはサラの秘密を警察官のモルガンに告げてしまう。夫の安否は不明。そこへ娘から電話があり、夫は入院しているが命に別状はない、誰がひき逃げしたのかわからないという。

夫が生きていて良かったですね、死んでいたらと思ったらぞっとしますよね。

モルガンは、許されることではないと言い、サラは登山終了後に自首することを決断する。

誰が犯人だかわからなかった夫は、病院のベッドで、自分がはねられる寸前にサラの顔を見たことを思い出した!

フランス流ユーモアを交えながら、ガンを共通に繰り広げられるヒューマンストーリーは見どころ満載です。さて、2話ではサラの夫、どうするのでしょうね。

がんと生きるワケアリなドラマ、2話「ノエミ」の感想ネタバレ

ノエミは弁護士。ガンが見つかり仕事に集中できない日々を送り、長年の顧クライアントからの契約を打ち切られる。

ノエミは自分が加入する保険の内容を知って愕然とする。死亡保障が息子におりるのは、ノエミが事故死したときだけ。病死は死亡保証金はでない。

国によって様々ですが、基本的に保険はライフプランをたてる重要な決め事です。保険を扱うライフプランナーは地位の高い職業のひとつです。

ノエミは自分の保険の内容をきちんと把握してなかったんですね。ガンと診断されてからの給付が出る保険加入は不可能に近いですね。

一人息子はオーストラリアに留学中。学費が必要なのに仕事はなくなり、融資もおりない。ガレージ暮らし八方塞がりのノエミ。絶望から山で命を絶とうとします。事故死だったらと保険金が出ますよね。

日本では医療費は国が一部負担してくれるので、海外とは違います。海外では全額自費という国も多くあるので医療保険は自分で加入します。

ところで、1話でのサラ…やっぱり夫は浮気していて愛人に子供ができてました。しかも夫は自分を車ではねたのがサラだと思い出してサラに言ってしまいます。さあ、夫婦のドロドロが始まりましたね~。

2話の最後にノエミが崖から飛び降りてしまいます。それを止めに入ったガイドのトムも…!

なんだかこのドラマの面白さがどんどん出てきました、来週も楽しみです。

がんと生きるワケアリなドラマ、3話「パティ」の感想ネタバレ

ノエミとガイドのトムは崖から飛び降りたものの、何とか無事。医師のパティは二人をヘリで搬送するかしないかの判断を迫られ、登山を続行したいというノエミの希望を尊重しそのまま続行することを決断。

ドラマだからですが、あまり高くはないとはいえ、崖から落ちたら無傷とはいきませんよね。骨のひとつでも折っていてもおかしくありませんが、ドラマなので打撲だけの不死身です。(笑)

 

パティはレズビアンと公表しているが、この登山ツアーの申し込み者のエヴとの思い出を回顧する。エヴは末期のガン、パティは彼女を愛していたからこそ「医療代理人」になり彼女の蘇生拒否にサインをしていた。

エヴの娘が同じ病院で出産することになっていて、その秘密を他の医師から聞き登山ツアーに参加しているエヴの妹カレンに電話でそのことを告げる。

カレンは激怒、パティを責める。パティは真実をみんなに告げ、カレン以外は理解してくれた。カレンはこの仲間内でたったひとりガンを患っていない、ガン患者の気持ちがわからないのかもしれない。娘のヴィオレットもパティの事が許せないと訴えるという。

本人が延命治療をしてほしくない、と希望しているが家族は生き延びてほしいと思う。どちらの気持ちを尊重するかって、自分だったら本人の意思を尊重したい。辛い延命治療をして生き延びたところで尽きる命なら、自然の寿命で旅立ちたいと思う気持ちは誰しも同じなのではないでしょうか。

カレンはパティを罵倒するが、パティがエヴを心から愛していたことに気がつく。

一方ノエミは、本当のことを息子に告げると、息子は一時帰国して今後の事は一緒に考えようと言ってくれる。

そう、何でもひとりで抱え込まずに相談することって大事ですよね。特に子供に迷惑をかけたくないなんて思っていたら、いつの間にか子供は親よりも頼れる存在になってることだってあるんですよね。

パティは涙を洗い流そうと洗面台に行くと、エヴの亡霊をみて大声を上げる!なんだこのドラマ!?

がんと生きるワケアリなドラマ、4話の感想

放送後に追記予定

がんと生きるワケアリなドラマ、5話の感想

放送後に追記予定

がんと生きるワケアリなドラマ、6話の感想

放送後に追記予定

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