お笑い芸人永野とピンクの電話のみやちゃんが出演の「燕は戻ってこない」最終話考察アリ

とうとう9話が放送されたドラマ「燕は戻ってこない」。リキ(石橋静河)のお腹もどんどん大きくなり、双子の胎動も激しくなる。

ところでリキが移り住んだ、悠子(内田有紀)の友人・りりこ(中村優子)のアトリエ兼住まい『りりこハウス』(とでも言うのでしょうか)に前回の後半から、なんだか見たことある中年女性が…。

あ!昭和のお笑いコンビ「ピンクの電話」(竹内都子)のみやちゃんだ!相方のよっちゃん(清水よし子)はとてつもなくカン高い声を出し、昭和のお笑いブームで大バズリしたコンビ!

なつかし~。最近、よっちゃんは有吉のお笑い番組に出ていて、高齢者ネタで笑いをかっさらってましたね。

そうしてもう一人、顔が全部出てないのにそのキモさと、声ですぐわかる芸人が!さて、ドラマではどんな役なんでしょうね。

ピンクの電話のみやちゃんが出演、懐かしの昭和お笑い芸人

昭和のお笑い芸人コンビ「ピンクの電話」竹内都子(たけうちみやこ)『みやちゃん』と清水よしこ『よっちゃん』の凸凹コンビの女お笑い芸人。

昭和のお笑いブームの女芸人は、吉本芸人の関西弁系が多かったなかで、「ピンクの電話」は異色芸風。所属事務所は石井光三(いしいみつぞう)オフィス。コント赤信号の渡辺正幸やラサール石井も所属している。

独特のカン高い声のよっちゃんと、それをつっこむみやちゃんのいわゆる「細太コンビ」が生み出す微笑ましい笑いが特徴でした。

ふたりはものまね番組でも活躍、人間以外の動物ものまねなどでも有名になりました。「ピンクの電話」は解散したわけではなく、結婚や子育ての時期などで別々の活動をしています。

相方のよっちゃんこと清水よしこさんは、事業を営まれているご主人がいてとても裕福な生活を送っている様子を番組で視聴したことがあります。お子さんも成人されているようです。とても明るいご家庭の様子でした。…でしょうね、あの声のお母さんだもん(笑)

そして竹内都子さんことみやちゃんも、ご結婚されて、舞台、ドラマ、声優と幅広い活躍をされています。なんとドラえもんの声優オーディションも受け、落選。でもジャイアンの母役に抜擢されています。

なんだか、どらえもんの声も良さげですよね。ルックスもドラちゃんイメージにピッタリ。みやちゃんは数々のドラマや映画に出演しています。

今回は『りりこハウス』の家政婦さん役です。いつでも美味しい料理が食べられる…いいですね。

ピンクの電話のみやちゃんが出演、りりこハウスの家政婦役

春画画家のりりこの実家は代々受け継ぐ病院。その敷地内に、以前は看護師さんたちの寮として使用していた古風で味のある欧風な雰囲気の建物がある。現在リキとりりことりりこの叔父が住んでいる通称『りりこハウス』

室内には高価な家具類や照明、観葉植物がたくさん置いてあり、窓も欧風で異世界のような洋館。そこにみやちゃんが演じる家政婦が、美味しいご飯をたくさん作っています。りりこが幼いころからいてくれた家政婦さんだとか…。

9話では、妊婦のリキがむしゃむしゃとおいしいご飯を食べていると、みやちゃん演じる家政婦・杉本とりりこの叔父が産まれてくる子供に絵本をプレゼントします。

ふたりは孫ができるみたいで嬉しい!ずっとここで暮らして!なんて言うのです。ほっこりする半面、返答できないリキがもどかしい…。代理母出産で産まれた赤ちゃんは引き渡します、なんて言えないですよね。

代理母出産を決めたからこそたどり着いた、温かな場所ですが、代理母出産ではなくて出会いたかった場所ですね。人生って酷なことがたくさんあります。

そんななか、悠子がりりこを訪ねてきます。

お笑い芸人・永野がキモい演技で出てた!ラッセンより春画?!

りりこは春画・画家。春画というと男女の営みを描いた絵なので、世間からの理解もさまざま。リキはりりこの提案で、マネージャー的な仕事をしながら『りりこハウス』に住んでいます。

リキってラッキーですよね。今まで派遣会社の医療事務で手取りは14万円くらいしかなかったのに、今では、食費も家賃もなしで、仕事までさせてもらえるところにいるなんて。代理母出産を決めたから変わっていくリキの環境。

人生の決断って良いも悪いもは別にして、大きな変化をもたらしますね。

リキが電話を取ると口元だけが映るお笑い芸人の永野が!亀戸の佐川というりりこファン。声と口元だけで永野ってわかるものですね。気持ち悪~い言い方で「お人形遊び」という絵を売ってくれ、と言うのです。

なんかリアリティありすぎて、笑ってしまいました。ほんとに春画買いそうwww しかも、電話のチャームがイルカなんです。ラッセン?にかけたのかな(笑)細かい!

りりこは、その人気持ち悪いから売るんだったら捨てた方がマシ、1000万円でも売らない!らしく、リキは電話口で、「その絵はもう予約済みです」ガシャン!って電話を切るんです。(爆笑

「ゴッホより、春画が好き!」だったんですね。(笑)

ピンクの電話のみやちゃんが出演でほっこりが一転、悠子との会話がモヤモヤする

久しぶりにリキの前に姿を現した悠子。リキの秘密を基(稲垣吾郎)にバラした後ろめたさなのか、再婚しないことを決めた後ろめたさなのか悠子の様子に、モヤモヤ。

ふたりの会話が更に、モヤモヤ。悠子は一方的に、リキの産後は基の妻になったらイイ、と言うし、リキは自分が犯した契約違反は棚にあげて、一方的な悠子を責める。

リキを演じる石橋静河さんの演技力なのか、もともとこういう方なのかわからないですが、なんでかリキを見てるとムカついて仕方がない。

一方的にリキのことを無視して先の提案をする方もする方ですが、代理母出産を決断したのは悠子が可哀想だから人助けの為に契約した、などというリキに「はぁ?」と思わずにはいられない。

自分の貧困から抜け出すために、お金の為に決めた、しかも当初よりも倍の値段を提示したということは、一切口にも態度にも出さない傲慢さ。観ていて、モヤモヤ、ムカムカ、なんだこの人!って思ってしまいました。

これって石橋静河さんの演技力の高さ?原作の凄さ?脚本の素晴らしさ?なんだろ。

ピンクの電話のみやちゃんが出演でほっこり世界から出産後の嫌な提案へ

悠子の提案も、モヤモヤすることだが、基も『りりこハウス』のリキのもとへやってきて、悠子とはちょっと違った提案を持ち掛ける。

出産まではDNA検査はせず、違約金も求めず(リキが他の男性と性交したことに関して)、出産後の成功報酬500万円も支払う代わりに、産後1年間、草桶家で子育てを手伝ってくれという。

基の母・千味子(黒木瞳)の提案で、1年までなら赤ちゃんがリキのことを覚えていないだろうから、覚える前に去ってほしいと。

ガキの使いのように、母の提案をそのまんま持ちかける基もつまらない男だ、と思ってしまいます。

もう、なんだか、ここに出てくる人たち全員がムカムカします。更にこの提案の際、りりこも同席していて基に罵詈雑言を投げつけます。これも聞いていて不快。

リキの態度もふてぶてしいというか、そう見えるだけなのか、双子を妊娠しているリキが一番の強者なのかという態度に見えてしまいます。あーやだ。

そうこう話していると、リキが破水するところで最終話へ。

モヤモヤする9話まとめと最終話考察

9話はいやな話がたくさん出てきましたね。皆さん自分勝手、自分都合。気持ち悪い回でした。そこへ気持ち悪いお笑い芸人・永野さんが、さらに気持ち悪くしてくれました。(笑)

ほっこりするのは、純粋に赤ちゃんが生まれてくることを楽しみにしてくれている『りりこハウス』の家政婦・杉本さんとりりこの叔父。孫を待ち望むおじいちゃんとおばあちゃんみたいです。

来週はとうとう最終回。原作本を読んでいるので原作の終わり方は知っているのですが、ドラマではどうなるのか、楽しみです。

まず、りりこハウスをどのタイミングで、出ていくのかが興味津々。あんなに温かな環境をすんなりと出ていくことができるのでしょうか。食事つき、仕事付き、子守りまでしてくれそうよ。

DNA鑑定はするのでしょうか。基は妊娠中はしないと言っていましたが、産まれてからはいつでもできますよね。したところで、違う人が父親だったら子育てを放棄するのでしょうか。

お金はもらえるのでしょうか?リキは成功報酬の500万円、すんなりと受け取るんでしょうかね?受け取りそう。リキって実は一番自分本位なような気がします。

悠子は?再婚するのでしょうか。基のことが大好きで略奪婚までしたのに、すんなりと諦められるのでしょうか。個人的には諦めないと思います。諦めない人だから略奪婚したんですよね。

あっという間の10話、賛否両論で良し悪しがないドラマ、最後もモヤっとしそう。梅雨時期なのに気持ちが更にどんよりしそうですね。

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