保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、ドラマ「エンジェルフライト」5話

ドラマ「エンジェルフライト」第5話・那美VS究極の悪女では、松本若菜が保険金殺人疑惑の悪女を演じています。

それにしても松本若菜さん、超美人ですね。お人形のように美しい顔立ちにスタイルも良し。

ブレイクしたのがここ数年なんて思えません。女優って顔だけ綺麗でもダメなんですね。松本若菜さんは演技素晴らしいですよね。NHK大河ドラマ「どうする家康」にも出演していました。

保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、どんな女優?

松本若菜さんは鳥取県出身の1984年生まれ、今年40歳。えーーーっ40歳には見えない!美し~い!

高校生の時に鳥取でスカウトされているがその時は断っている。地元で就職をしたものの、可能性を求めて、以前スカウトされた事務所に自ら連絡して上京。当時22歳。少し遅いスタートだったんですね。

上京した翌年、「仮面ライダー電王」で女優デビュー。その後数々の出演作品がありますが、30代前半までアルバイトを掛け持ちしながらの女優活動。

上京当初、新宿よしもとルミネ近くの飲食店でアルバイトしていた時は、吉本芸人の間では美人店員として有名だった。

2022年にドラマ「やんごとなき一族」での怪演が話題になり、『松本劇場』とSNSでざわつかせ、ブレイク女優のひとりになりました。

その後は同名コミックの実写版「復讐の未亡人」NHK大河ドラマ他、大忙しの日々を送っています。最近では火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」で主演で活躍中。

松本若菜さんは役ごとに、いろんな顔、印象が変わり、同一人物には思えないときが多々ありますね。

保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、モロッコの富豪の第3婦人

ドラマでは、松本若菜さん演じるリリーがモロッコ富豪の第3婦人として日本へ旅行に来ていました。富豪はホテルの浴室で溺死状態で見つかり、リリーに疑惑の目が向けられます。

そもそもリリーは以前にも2人の金持ち男性と結婚していて、その2人とも不審な死を遂げていました。それがリリーの保険金殺人ではないかという疑惑が向けられていました。

日本でも実際そういう事件が何件もありましたね。日本の事件での容疑者は特別美人でもなく、普通の中年女性でしたが、何人もの男性と結婚を繰り返していましたね。

リリーには性虐待や過去の男性から風俗へ売り飛ばされたりと、暗い過去があり男性に対して憎しみを持っていた。しかし、モロッコ大富豪は事情が違った。

モロッコは一夫多妻制、第2婦人がやってきて、リリーを攻め立て、弁護士を雇い遺産や保険金を渡さないようにしようとする。

保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、美しさはモロッコ美人似?

リリーが大富豪に見初められたのは、亡き第一婦人にそっくりだったから。

第一婦人の絵画はリリーにそっくり。モロッコも黒髪美人がいるからでしょうか、松本若菜さんモロッコの美人と言っても、納得できるレベルの美しさ。

ちょっと冷淡さがあり、真っ黒な髪に真っ赤な口紅、エキゾチックな美しさ。

ところが、2023年出演のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、阿茶局(あちゃのつぼね)役でした。この時はボーイッシュな着物にキリっとしたいで立ちが、日本美人そのものでした。

最新ドラマの「西園寺さんは家事をしない」では可愛らしい現代風の明るい女性を演じています。

役柄でカメレオンのように七変化する松本若菜さん、演技派の名女優と言っても過言ではありません。

保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、本当にあった保険金殺人

悪女が起こした保険金殺人事件、どんな事件があったのでしょうか。

  • 首都圏連続不審死殺人事件…木嶋佳苗(死刑囚)は実名で著書を出しているほどのしたたかな女性です。見た目に特別な美人ではありませんが、セレブを装い、インターネットの結婚サイトで次々に男性と知り合い、練炭等での殺人4~5名の被害者、他にも未遂に終わった人も数人。
  • 関西青酸連続事件…高齢者男性に青酸化合物を飲ませたと云われる事件。筧千佐子被告は死刑が確定しているが、逮捕後認知症を患い、事件の詳細は明らかになっていない部分がある。20年の間に何人もの老人と交際、結婚し、少なくとも7人が死亡、10億円を手にしていたと言われている。

他にも似たような事件があるが、共通しているのは、特別美人でもなく次から次へとターゲットを捕まえ結婚までする。

いろいろな記事を読んでいると、彼女たちはとても気が利き、相手に尽くすらしい。男性からしてみると可愛くて仕方がない、と思う相手なのかもしれません。

あまり美人だと疑ったり、近寄りがたかったりするのでしょうね。女って怖いですね。

保険金殺人疑惑の悪女を演じる松本若菜、那美の真摯な態度が最後のお別れを実現させる

ドラマでは那美の凛として、公平な気持ちで接する態度がリリーの気持ちを少しずつ溶かしていきます。

誰もがリリーのことを疑い、色眼鏡で見ながら接する。しかし那美は故人とリリーが最後のお別れを出来ることだけを願って行動する。

その姿がリリーの気持ちを少しずつ開かせていき、最後のお別れができるようになりました。

結局リリーが殺人犯ではなく、大富豪の薬物多量接種だったのだがリリーは過去の詐欺事件で容疑がかかっており、警察に連れていかれる。

那美は、最後のお別れをさせてあげてくれ、と刑事に懇願する。いつもは態度が大きく、横柄な那美ですが、いつもご遺体に対する姿勢は真摯で礼儀正しいのです。

那美はご遺体に話しかけるが、これはご遺体に声が届くと信じているからなのです。那美は最愛の人との最後のお別れをできないまま月日が過ぎ去っています。

最後のお別れが出来ていないので心に区切りができないことを一番わかっているのです。

まとめ

5話では、コワーい、金目当ての悪女が出てきましたが、悪女でもそれぞれの事情や良心の呵責はあるのですね。

松本若菜さんの冷淡な美女・悪女ぶりが素敵でした。それと那美の、いつもとは違う憂いに満ちた個人の事情が絡み合い、感慨深い回になりました。

さて、あっという間に来週は最終話になります。松本穂香さん演じる那美の部下・高木凛子は親子関係がうまくいっていない母との最期の別れをどうするのでしょうか。

高木凛子の母役は、元有名バレエダンサーの草刈民代さんです。これまた美しすぎる母ですね。

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