タイトルも斬新な「老害の人」4話。とうとう熟女パブたるものが登場します。もう、可愛いやら面白いやら、癒される~と思うこと連発の熟女のお色気。
熟女役のキャストも個性強めの名演技。もしかすると演技と言うよりそのまんま?かもしれません。熟女パブの小ネタをまとめてみました。是非ご一読ください!
熟女パブ「とば口」は、実在するパブで撮影していた!
第4話では、福太郎(伊東四朗)の娘婿・純市(勝村政信)が熟女パブ「とば口」通いが始まります。
実はこの熟女パブ「とば口」は実在のパブでの撮影だったそうです。パブには『補聴器あります♡』や、『絶体絶命!高血圧ランキング1位~3位までの常連さんの名前』のボードがあったりと、くすっと笑えてお客さん想いの言葉が並んでいます。
現金払いのみ、でQRコード決済やクレジットカードは使えませんって…時代にはついていかないんですね。(笑)
おばあちゃん達?に囲まれるってことですよね。至でり尽くせりのように、気が利くと思います。実際こんな「熟女パブ」があったら行ってみたいですね。
おばあちゃんの家を訪ねると、食べなさい、飲みなさいっていろんなものを出されますよね、そんな感じでしょうか。
つき出しとか、小鉢ものがおばあちゃん手作りの温かい料理が出てきそう。きんぴら、ヒジキの煮物、煮っころがし…でも塩分控えめなんでしょうね。
スナック的な雰囲気で、カラオケもあります。ドラマ内ではお話しするのがメイン。昭和のギャグとじっくり愚痴を聞いてくれるほっこりの雰囲気がいいですね。
熟女パブ「とば口」に柴田理恵が光臨、源氏名はジェシカ
柴田理恵さんがド派手な化粧で登場しています。源氏名はジェシカ。由来はジェシカ・チャステインから。アメリカの有名な女優さんです。失礼ながら柴田さんとは全然似ていません(笑)。
柴田理恵さん、この手の芝居はピカイチです。福太郎と純市がジェシカを挟んだ席で口ケンカを始めると、間に挟まれたジェシカは困惑の表情。口論がエスカレートすると、耐えきれずに席を立とうとしますが、純市の前を越えようとすると純市の膝に引っ掛かり倒れる…そのヨロッと仕方が笑える。
柴田さんの演技、最高!脚をあげようにも上がらず、ひっかかり倒れ、仲間のホステスさんに助けてもらってやっと身体が持ち上がる…老体あるある。柴田さんの肉厚の身体が自由に動かないさまがカワイイ!そして細かい演技!
柴田さんの演技が面白いので、かなりジーっと観ていたら、困った表情や楽しそうな表情、カワイイぶりっこする表情、など、さすがの演技でした。表情豊かで面白く、存在が癒し。ジェシカに接客してほしいな~。
ジェシカに扮する柴田さんは、眼鏡なしの厚めの化粧で真っ赤な口紅、ロングヘア―のウイッグつけてます。
熟女パブ「とば口」の個性豊かなメンバーさん達
ジェシカのほかに、ヴァネッサ(根岸季衣さん)、ケイト(松金よね子さん)、が出演しています。ヴァネッサの由来は、これまたアメリカの名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ケイトの由来はケイト・ブランシェット、超有名女優さんですよね。
残念ながら、どなたも由来の女優さんには全く似てません(笑)。でもそこがいいですよね。
ヴァネッサ役の根岸季衣さんは、ちょっと肝の据わった姐さん的なホステス。ちょっとお色気があって、お客さんにピタッと寄り添って座ります(笑)。
ケイト役の松金よね子さんは、高めの声で昭和ギャグを連発します。純市の愚痴を真正面から、うん、うん、と聞いてくれます。大阪のおばちゃんっぽい感じが心を和ませてくれます。
この三人が揃うと、お笑い芸人並みのド迫力。観ているだけで笑顔になります。
熟女パブ「とば口」には、雇われマスター役で風間杜夫さんが出演。頭には『即身成仏』(生きたまま仏になることの意味)のハチマキ、全身赤い服装で、マラカス持ってます。おちゃめ!
派手に演出したことで『日常』を売りにしている熟女パブが『非日常』になってるじゃないの!とヴァネッサにめちゃくちゃ叱られたりします(笑)。
熟女パブ「とば口」に、なんとキャサリンは三田佳子
雇われマスターがド派手に演出する新人ホステス『キャサリン』の登場シーン。マラカス鳴らして、派手に登場してきたのは源氏名キャサリンの、村井サキ(三田佳子)。少々堅物の新人さん、と言われてました。
純市はすぐにサキさんと気が付きます。「サキさん?」「いえ、キャサリン」「サキさんだよね」「はい、キャサリン・サキ・アンダーソンです。」ってすごい思いつき(笑)。
接客していたホステスのケイトさんは「まぁ~、フルネームの源氏名なんて素敵♡」って、ケイトさんのコメントもカワイイ。
バツが悪かったサキは、純市の席につき「若鮎サロン」には内緒ということになる。しかし、サキさん面白いですよね、元公民館の館長で堅物。「若鮎サロン」に入るまでは、クレーマーのクセありおばあさんだったのに、いつの間にか熟女パブのホステスさんに。
さすが、三田佳子さん、ホステスさん役でも上品さが垣間見えます。姿勢もよく美しいですね。昔は極妻でしたもんね!
今までにやってこなかったことにチャレンジしたかったのでしょうか。なんだかわかるような気がします。過去にしてこなかったこと経験してみたい!って誰でも持っている気持ちかもしれません。
そういえば、デヴィ夫人も今までしたことないことをチャレンジしたいと言ってバラエティー番組で過激なことにも挑戦していますね。すごいバイタリティ。
ドラマ「老害の人」4話まとめ
初老の年代に入ってきた純市。妻の明代から「臭い」と言われ寝室を別々にされ、会話も減り、福太郎からは覇気がないと責められる。
男性も更年期障害の時期があるんですね。どうしようもないモヤモヤを熟女パブで埋めれるならそれもいいと思います。しかもゲコ(お酒飲めない人)なので、水にスポイドでウイスキー3滴とか…。料金はいったいいくらなんでしょうか。
熟女パブの存在ってこれからの時代は必要かもしません。高齢者人口がどんどん増え続け、若い女性ばかりのキャバクラよりも、なんでもない日常の会話ができる熟女パブ。高齢者じゃなくても楽しそうですよね。
来週は最終回。終わるのが名残り惜しい、ほっこりドラマです。
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