戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?妊娠成功で複雑なドラマ「燕は戻ってこない」

ドラマ「燕は戻ってこない」第6話。前話では、基(稲垣吾郎)の辛辣なメールに逆切れして、やりたい放題のリキ(石橋静河)。浅はかな知識で北海道の元上司・日高(戸次重幸)、セラピスト・ダイキ(森崎ウィン)2人の男性と性交してしまう。排卵日の6日前・5日前の出来事。

メールの内容を反省した基から優しく接されて、排卵日に基との人工授精を受ける。さて、3人の男性との妊娠の可能性が出てきました。そのことを自分では抱えきれず、基の妻・悠子(内田有紀)に相談することになりますが…。

相談された方もびっくりですよね。いわゆる契約違反。リキは貧困から代理母出産を請け負うことになったのですが、やはり物事を知らなすぎる、という点が浮き彫りになります。知識が少ない、考えが浅はか、感情が先走ってしまい現実を客観視できないなど。(悪口を言ってるわけではありません(笑))

知識が少なかった精子の寿命は?を深堀しながらドラマを回顧してみます。

戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?体内で精子が滞在する期間は?

ドラマの中では、リキがネットで調べたサイトでは、3~6日精子が生き延びることがある、と言っていました。悠子は不妊治療中に精子の寿命は72時間と聞いていた、と。

ネットでは

  • 1回の射精で2~4億個排出され、寿命は約3日間。
  • 精子の寿命は24~27時間。膣に精子が入ると寿命が約2~3日。

精子は腟内に入ると、卵管膨大部で待つ卵子にたどり着くために前へ進みます。

男性も35歳を過ぎると精子の数も減少し、精子に破損が出てくる可能性もあるそうです。精子も卵子同様、加齢による老化が考えられます。

なんと、25歳以下の男性と、35歳以上では妊娠の確立が2分の1という報告もあるそうです。

ドラマでは、北海道の元上司は35歳以上でしたが、アルコールは飲んでいませんでしたね。次の日のセラピスト・ダイキはアルコールは飲んでいましたが、若かったですよね。そして、基は直接精子を投入する人工授精でしたね。

この場合、誰が父親の可能性が高いのでしょうか。リキは不妊治療の為、妊娠しやすいように排卵誘発剤を投与していましたよね。

戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?DNA鑑定について

誰が父親か判明させるには、DNA鑑定しかない。しかしDNA鑑定はいつから可能なのでしょうか。ドラマの中では基には内緒にしてDNA鑑定をしないようにする、と悠子が言っていましたが。

調べてみると、出生前DNA鑑定というのが実在します。通常のDNA鑑定は、髪の毛や唾液、爪、歯ブラシなどで鑑定することが可能です。しかし、出生前となると妊婦の血液20㎖が必要になるようです。専用のキットに提携の病院で採血して、鑑定会社へ返送するシステムになっています。

出生前でも鑑定できるんですね。初めて知りました。なかには妊婦の鑑定を受け付けていない会社もあります。

DNA鑑定は一般的な価格は2万円前後が多いようです。(ここでは私的鑑定限定で書いています。)そんなに高額ではないのですね。

芸能界でも、DNA鑑定で話題になった方がいましたね。お父さんが違うと判定されて世の中に周知されてしまった子供はどんなに心を痛めたことでしょうね。なんだか切ない話題だったのを覚えています。

『知らぬが仏、知ったら地獄』という言葉がありますが、そういう場合もあるかもしれませんね。親子と思ったまま過ごした方が幸せだったり。

悠子もその覚悟で、リキに産んでくださいとお願いしたのでしょうね。基には内緒にして、誰が父親であっても草桶夫婦が引き取るつもりなんですね。

戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?りりこが参入で状況は一転

悠子のもとに訪問してきたリキ。そこにはたまたま悠子の友人・りりこ(中村 優子)がいました。リキは正直に一連の話をします。

りりこはその話を聞いて、驚きと喜びでエキサイト。リキのNG行動を絶賛します。特に女性用風俗を買ったという節に大喜びのりりこ。

りりこは春画の画家だか、自分は性欲がない。他人の性に関しては異常な興味がある。面白い人ですね。りりこはすっかりリキが気に入り、自分のところで助手として働かないかともちかけ、リキも了承する。

りりこが参入してきたことで、話はあらぬ方向へ進みそうですね。双子とわかり、堕胎したいというリキに悠子は産んでくれと懇願し、りりこは嫌なら堕胎すればいいという。しかし、いったんは保留になり、りりこはリキにどんどん入れ込んでいく。

リキも自分を理解してくれる人が現れたのが嬉しかったのか、りりこに心を開いていく。その反面何も知らない草桶親子は…

戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?何も知らない千味子と基

リキの事情を何も知らない草桶親子は、双子と知って大喜び。母の千味子(黒木瞳)は大金を使った甲斐があったと、自分たち親子のバレエDNAを継承できることを喜んでいる。

もし、どちらにバレエの才能があれば良い、と。千味子はどんな子に育てるかを夢のように描いているようだ。

千味子はリキを自分のもとで住まわせ、妊娠中の食事の管理などをしたいという。母親が摂取するものが胎児に影響を及ぼすことを気にかけてのことだ。

そう思う気持ちもわからないでもないが、リキの気持ちは全く考えずお金を払っているから、と、なんでもお金を払っている権利を主張する考えにはちょっと疑問を感じますね。

基は、一方的な千味子の考えに、リキの気持ちもあるからと同意しない。基は少しづつリキの気持ちに寄り添うようになっているようだ。それは悠子の助言でもあります。

戸次重幸・森崎ウィン・稲垣吾郎の誰が父親?まとめ

誰が父親なのかわからない…。衝撃的な内容の第6話。世の中こういうことって割とあるのかもしれませんね。しかし、問題は『代理母契約』を締結していること。これはれっきとした契約違反です。

だからといって命を簡単に放棄することは正解なのでしょうか。

無知で、安易な考えのまま東京へ出て来て貧困から逃れられず、代理母契約をしてしまったリキ。さらに重大な契約違反で大きな問題を抱えたままの妊娠。

どうして…と思ってしまう内容ですが、実際にリキのような安易な女性が実在することも事実なのでしょう。そしてお金で命を買いたい人がいることも事実なのかもしれません。

さて次回はつわりがひどくなっていきます。リキはそのまま妊娠を継続するのでしょうか。

 

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