高橋惠子が出演ドラマ最終話の「老害の人」娘がマネージャー

衝撃的なタイトルでクセ強老人の精力的に活動するドラマ「老害の人」。福太郎(伊東四朗)の会社の元従業員・山本和美(高橋惠子)が引きこもり生活を送っていることを知り、福太郎の近くへ連れて来て『若鮎サロン』のメンバーにします。

福太郎の温かい人柄が、寂しい老人たちを明るく前向きにしていく姿が可愛らしくもあり、自分にもいつか訪れるであろう老年の過ごし方を考えるドラマです。

高橋惠子が出演のドラマ、娘がマネージャー

往年の美人女優・高橋惠子さん。1955年生まれ現在69歳。すらっとした長身の美人で数々の映画・ドラマ・舞台などで活躍されたベテラン美人女優さんです。

中学2年生の時にスカウトされ、中学校を卒業するまでは大映の研修所で演技の稽古に通いました。その後は高校進学はせず、芸能の世界で華々しい経歴。数々の受賞歴もあります。

夫は映画監督の高橋伴明さん。長女は秋山 佑奈(あきやまゆうな)さんで既に5人のお子さんもいらっしゃいます。現在は東京都国立市の閑静な住宅街で高橋さんご夫婦と秋山さんご一家3世代でお住まいです。素敵なご家族ですね。

長女の秋山 佑奈さんはタレントやドッグトレーナーの傍ら、高橋惠子さんのマネージャーも務めていらっしゃいます。娘さんがマネージャーなんて珍しいですね。でも一番の理解者としては最高のマネージャーかもしれません。

高橋惠子が出演のドラマ、どんな役?

ドラマ「老害の人」では、福太郎が社長をしていた時の『雀躍堂』で働いていた元社員・山本和美役。福太郎自慢の美人社員だったんですね。

会社を辞め、秋田の実家で長い間、母の介護をしていました。母の介護が終わると、引きこもりになり外へは出ない生活を送っていました。

ひょんなことからそのことが福太郎の耳に入り、福太郎と明代(夏川結衣)が迎えに行きます。引きこもりを脱出させようと『若鮎サロン』のメンバーにしますが、かなり偏屈。みんなと仲良くしようとしない。頑なこの態度、老人アルアルな感じです。

なぜか、村井サキ(三田佳子)に興味を持ち、嫌がられながらも家にまで着いていきます。そこも頑ななんですね(笑)。嫌がられても、気にしないなんてかなりの根性です。

ドラマ内ではほとんどお化粧をしない、そのままの姿で出演されています。あんなに美人な女優さんだったけど、やっぱり年齢にはかないませんね。すっかり地味な老婆になり切っていました。

ところが、いろいろあって、サキと一緒にバーで働くことになります。そこでお化粧すると一転。それはそれは、美しい高橋惠子さんに戻っていました!やっぱり往年の美人女優さんはお化粧一つで様変わりしますね!

高橋惠子が出演のドラマ、三田佳子との往年の大女優共演

熟女パブで、サキはキャサリン・サキ・アンダーソン、和美はジャクリーン・カズミ・シュナイダーという源氏名で働きます。フルネームの源氏名って、よく考えつきますよね(笑)。

常連客の純市(勝村政信)は、福太郎を引き連れてやってきます。福太郎曰く、近所では熟女パブ『とば口』は、『お化け屋敷』と呼ばれているらしい(笑)。お化け屋敷でも常連客がたくさんいるからいいですよね。

福太郎は、来ちゃう気持ちもわからなくないが、と言ってます。

福太郎の前に、厚化粧ときらびやかな服装で変身した二人が登場すると、驚きのあまり心臓発作の一歩手前のような状態に…。

やっぱり大女優・三田佳子さんと高橋惠子さん、年老いてもメイクすると大女優の片鱗が見えます。美しいです。誰かが言っていましたが、お化粧は『他人の為にするもの』と。鏡を見るときだけしか見えない自分の顔ですが、他人はずっと見えますよね。確かに、その通りです!

お二人ともやっぱり、綺麗にメイクをしている方が輝いていて、素敵です。

熟女パブには、他のホステスさんもいるのですが、輝きが全然違います!このパブ、他の記事にも書いているのですが、なんだか温かくて通いたくなるのはわかるような気がします。是非、読んでください。

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高橋惠子が出演のドラマ、それぞれに将来へ希望を持つ

どんどん年齢を重ねると将来のことが不安になって悲観的になる事が多くなるかもしれません。このドラマでは、残り少ない人生を自分の為に、ちょっとだけ踏み出して新しい人生のスタートを送ってみませんか?というお話です。

皆さんそれぞれに過去の積み重ねや、事情があったり、後悔があったりしますが、残りの人生は明るく行動して楽しい時間を過ごしましょうよ、と伝えてくれているんだと思います。

とかく女性は自分の事は後回しになりがちで、家族や人の為を優先しがちです。でも幾つになってもいつからでも人生はやり直しができ、自分の為に軌道修正することもできるのです。

福太郎の温かい心遣いや、人を引っ張る優しさ、マイペースな語り口調が少し滑稽でもあり、ほっこりするドラマでした。

まとめ

すごいタイトルで、どんなドラマだろうと思っていましたが、地味な設定に親近感が沸き、日常の小さな問題が浮き彫りにしているのがとても興味深かったです。

よその家庭をのぞき見しているような感覚でした。出演者のいろんな事情の設定がユニークで、でもありがちで、答えのでないドラマの成り行きが逆にとても日常生活らしくて良かったです。

夫婦の事も、友人関係も、誤解やトラブル、日々色んなことがありますがコミュニティーがあって人とのつながりがあるって本当に大切なことですね。

人はひとりでは生きていけないものですね。

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